2011年4月20日水曜日

桜…さらに桜…

皆様、お元気ですか?

3月11日を境に、見たり聞いたり話したり
することが、全て変わってしまった日本です…
未だに不自由な生活を余儀なくされている方々…
風評被害でお困りの方、原発の危機を感じながら
作業している方や近くで生活されている方、
家族を失った方、故郷に帰れない皆さん、
たくさんのきりのない不安と悲しみ…を見聞き
する度に胸がつまり、言葉になりません。
大変な状況ですが、一日も早い手当が施されますよう
祈っています。

それでも季節は桜の季節を迎えました。
暗いつらいだけが全てではありません… 
東京のさくらが散ったあとも…見頃を迎えた福島の
枝垂桜がニュースに映しだされましたが、
それはそれは神々しい見事な枝垂桜でした。
桜の樹木、鮮やかな緑、力強い自然のパワーが
少しでも日本の皆さんを癒し活気をくれますように……


写真は4月12日の桜です。近所に流れる目黒川の
桜。そして日常よく目にする公園の風景がとても
愛しく感じられたので撮ってみました。


プチ花見をしたあとは〜スタジオの資料用写真を撮りに、
新井薬師と久我山に行ってまいりました〜。

落ち着いたムードの新井薬師
リビングの円形のガラスがセレブな久我山
ピアの中でも人気スタジオです!




2011年4月7日木曜日

…それでも桜が咲きました…


東日本大震災の発生から3週間が経過しました。
あの日から、朝起きたら、まずテレビをつけ
ニュースを見るのが習慣になっています。
被災地の状況は… 被災した人々の様子は…  
福島の原発は… …今日はさらに何か起こって
いないだろうかと、目が覚めるなり、毎日
怒ったり泣いたり怖がったりしています…

そんな中で… 少しほっこりとしたのが
桜の開花のニュースでした。
あんなに酷いことがあったあとでも季節はめぐり
春がきて桜は咲くのですね。

数日前、行きあたった美しい桜の樹の前で
思わず立ちどまり、みとれてしまいました。
この時は五分咲きというところでしょうか…
被害に合われた方々も、今年のキレイな桜をみることを
楽しみにしていたことでしょうに…感傷にひたっていると
子犬を連れてやはり桜を見ていたおばあさんと目が合いました
『やっぱり…きれいですねぇ〜』
『こんな時だから、なおさらいやされますね〜』
どちらともなく話しになりました。
『わたくしには…なにもできなくてはがゆいですねぇ…』
『私だって…です』
『お金おくるくらいしかできないわね』
『私もです。でも…ほんの…すこしですが…』
『わたくしもよ…◯◯万円くらいしかね…』
『ええっそんなにっ!た、助かる方大勢いますよ(焦!)』
『そうだといいわ…そういのるわ…』
『…はい…私も(…募金少ない分いっぱい祈ります)』

どれだけのお金があれば、日本を元に戻せるのでしょう?
どれだけの時間があれば、心を痛めた皆さんを癒せるのでしょう?
桜を前に、自然に手をあわせ祈りました。
この国が…すべての人が、どうかこの木々のような
たくましさをもって元気を取り戻せますように。
これからめぐる季節が、私たちに安心を届けてくれますように。
(kino)


《スタジオの被害について》

ピアのスタジオでは、皆様に安心してスタジオを
ご利用頂けるよう、地震被害の各所、修復につとめて
おりますが、完了していない箇所もございます。
ご利用の際は予約センタ−にて状況をご確認くださいませ。
今後ともスタジオピアをよろしくお願い致します。